2012年12月5日水曜日

ピグマリオン効果


写真が少しふるいので茶帯ですが黒帯に昇段しています。先日行われた和道合宿で見事小学生の強化指定選手に選ばれたそうです。おめでとう。



期待すれば子どもは伸びる

アメリカのローゼンタ(ソ)ール(Rosenthal,R.)らがある実験をしました。
 
まず、小学生に普通の知能テストをさせ、その結果を担任の教師にこのように報告しました。
「このテストは将来の学力の伸びが確実 に予測できるものです。まだ研究中なので結果を教えることはできませんが、先生にだけ、将来伸びる子の名前を教えましょう。」

しかし、そこで教えられた数 人の生徒は知能テストの成績に関係なく、ランダムに選ばれた子でした。それから1年ほどしたあとで、再び知能テストをしたところ、名前をあげられた子は、 そうでない子に比べて明らかに成績が上がっていました。

このように、期待することによって、相手もその期待にこたえるようになる、という現象をピグマリオ ン効果とよんでいます。このような効果が起こる理由として、ローゼンタールは、人は常に相手の期待に対し最も敏感に反応するから、と説明しています。


この実験は後に、その実験内容に不備があるという指摘がなされたため、この実験結果をそのまま信じることはできませんが、ただ1 つ言えることは、子どもに対して期待をもち、その子の長所を伸ばそうという温かい態度で接していれば、子どもも自分にあった望ましい方向に伸びていく可能 性がある、ということです。


ただし、期待は子どもの負担にならないようにほどほどに。



ということらしいです。



プレッシャーをかけ過ぎて嫌になってしまっては元も子もないですが出来ると信じて指導する事は大事なんでしょうね。

写真の茶帯の小学生ですが今年は昇段にも成功し、郡山で行われた和道強化合宿に参加して見事小学生の強化指定選手選ばれて帰って来ました。まだまだ先は長いですが良い選手に成長する事を期待していますよ。

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