2011年4月22日金曜日

基本組手一本目


上の写真は基本組手一本目です。全部で十本(十種類)あります。

基本組手と言う動きは、他流派にはない和道独特の動きらしいです。沖縄発祥の唐手に柔術の理論を反映させ、再構築し昇華させたのが和道という流派です。(間違っていたらゴメンナサイ)

現代風にいえばハイブリットになりますかね。

写真の一本目の動作は二挙動で終わります。静止画なので簡単そうに見えますが、これがまた、難しいんです。

習えば習うほど、理解すればするほどに。

和道の動きは、その場の基本から移動基本に至る、全てに「攻防一体」という考え方が反映されています。その応用編が基本組手といえばよいでしょうか。一挙動の中にいくつもの注意点があり、「間合い」「気合」「動き」全てがシンクロしないといけないんです。ある意味、形も同じなんでしょうけれど。

約束組手と同様に、お互いに決まった動きを演武するだけですが、そのときどきによって突く距離や踏み込む場所などを相対的に変化させねばならず「型があって型はなし」といった感じになります。

「???」と思うかも知れませんが、日本的、または武道的、な表現になるんではないかと思います。

時代劇で見たのかも知れませんが、ある剣道の師範に弟子が間合いとはと尋ねると、師範は「水に映る月の如し」と・・・。


禅問答のような返事をしていました。この表現に似ていると思いますが


いかがですか? やはり「???」ですかね?


※写真について細かいことを言えば姿勢などあまいところが、多数ありますが練習中という事でお許しください。

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